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zoom RSS 宮田大 無伴奏チェロリサイタル@サントリーホール大ホール

<<   作成日時 : 2016/09/10 22:54   >>

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以前、ラフォルジュルネオジャポンで聞いて気になっていた宮田大の無伴奏チェロリサイタルを聴いてきた。

最初のバッハの無伴奏チェロ組曲1番は、オーソドックス演奏であったが、観客を引き込む力を持っていることを感じさせるものであった。無伴奏の難しさは、リズムを維持することであり、極度の集中力を要する。また、有名な曲であるため、聴衆にも良し悪しが容易にわかってしまうという危険性もある。宮田大の世界、または、楽曲に対する解釈を演奏により表現するというのが、この演奏を表すものだろう。

続く、尾高惇忠の「独走チェロのための《瞑想》」、この曲は、不協和音を織り込んだコードを多用しており、不安さを醸し出すところが、現代にマッチしている。続く、アンリ・デュティユー「ザッハーの名による3つのストローフェ」は、通常のチューニングより、半音低いため、非常にダイナミックな曲であった。

休憩をはさんで、ザオルダーン・コダーイ「無伴奏チェロ・ソナタ Op.8」は、チェロの楽器としての限りのなさを感じさせる曲であった。ピチカートと、左手でのタッピングが随所にあり、チェロ一本で、オーケストラを表現しているような曲である。ここに至っても、リズムのブレも見せず、コダーイの出身国であるハンガリーの民族的な部分と荒涼とした闇のような気配を感じさせるダイナミックさを見せる演奏は、宮田大の見た世界を見せられているかのように感じられる。

アンコールまで含めて、このリサイタルは、宮田大の今を表現しているのではないだろうか。

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